釜揚げしらすはどうやって作るの?
1.入庫(しらす到着) | |
釜揚げしらすの素材となるしらすがあちこちから買い上げられて入庫されるところです。 |
2.しらすの洗浄 | |
しらすの1回目の洗浄
しらすは自然のものを網で獲ります。そのためそのままではいろんな不純物がしらすに混じっていたりしますので、まずはしらすを洗浄機に入れて洗浄します。ゆでる前にきちんと洗うのがポイントです。 |
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しらすの2回目の洗浄
しらすの洗浄は1回だけでは不安ですので一度洗浄したしらすをもう一度洗浄します。念には念を入れて行わないと、美味しいと感じていただける釜揚げしらすは出来ません。 |
3.しらすを茹でるために釜へ移動 | |
洗ったしらすはベルトコンベアに乗って釜茹でのための釜に移動していきます。この時に水洗いの際に付いた水を落としながら移動していきます。
お風呂に入るためにしらすが行列を作ってるみたいですよね。 |
4.しらすの釜茹で | |
100度の熱湯で生のしらすを約2分間ゆでます。このしらすのゆで時間は色々な条件で変わります。
この時間を見極めるのが職人の技なんです。釜ゆでの機械に生のしらすが入ってから蛇行状になった釜ゆで機で順番にゆで上げます。この釜茹での時に温度を落とさないのが美味しさのポイントです。 |
5.ゆであがり | |
釜ゆでが終わったしらすが釜を出て順番にベルトコンベアに乗ってあがっていくところです。釜から出たから釜揚げしらすっていうんですよ。今度はさっきとちがって釜揚げしらすのお風呂上りの行列というところですね。
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6.釜揚げしらすに混じる不純物(軽いもの)をエアーで除去する | |
釜揚げ前に2度洗浄しても、やはり不純物はいくらか釜揚げしらすに混じります。釜揚げしらすがベルトコンベアーに落ちていくときに、エアーによってエビなどのしらす以外のものを飛ばしています。飛ばされたエビなどは、写真に写っていないのですが、斜めについているネット状の物に飛ばされて除去されます。
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7.中干しちりめんじゃこになるものはこっちで乾燥 | |
カネ上自慢の設備の一つがこの乾燥機 |
8.釜揚げしらすの一応の出来上がり | |
釜揚げしらすが出てきたところです。さっきの6の続きですね。エアーで軽めの混じり物を飛ばされて釜揚げしらすが一応出来上がりました。
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9.手作業での釜揚げしらすからの不純物の除去 | |
出来上がった釜揚げしらすから、最後は手作業で最終的な不純物の除去作業を行います。
目で見て確かめて、人の手で行います。手袋とマスクで完全防御。すごーく肩のこる作業なんですが、コレが一番大切な作業です。皆さんが召し上がるものなのですから丁寧に丁寧に確認しながら不純物を除去していきます。 |
10.最終確認・梱包 | |
不純物を除去した釜揚げしらすを箱に詰めていきます。
ここでももう一度不純物が入っていないかを入念にチェック。ダブルチェックは基本です。 |
11.釜揚げしらすの出荷 | |
こうして出来上がった釜揚げしらす達が今日もカネ上から出荷されていきます。
無事皆さんのところに届いて、美味しく食べていただけますように・・・。 |